北海道在住のデザイナーと北海道移住者の編集者の共通点。それは、北海道と京都が好きということ。ならば作ってしまおうと始まった本誌は、北海道と京都という一見無関係に思える2つの地点をゆるやかに、そしてユーモラスに繋ぐ架け橋だ。
「すごい人に会いに行く」で紹介されるクレヨン画家・絵本作家で釧路市出身の加藤休ミさんの「ナイアガラししゃも」は圧巻。写真だと見間違うほど繊細に描かれているが、クレヨンとクレパスの両刀使いらしい。「原寸大の界隈」では巷で見かける缶詰の中から、小粋で高価な2つが並べられる。シリーズ「北海道路麺紀行」は岩見沢へ。「全国土産研究会代表」の笛吹鉄次が取り上げるのは、知る人ぞ知る「ししゃもパイ」。あのうなぎパイより古いと言われているらしいが、それよりも「ししゃも使ってないけど、ししゃもパイ」という魅惑的なコピーにそそられると語る。我が道をひたすらディープに突き進む本誌で、北海道のB面の魅力を感じてほしい。
また、本誌では「偏愛北海道」というエッセイの連載をさせてもらっています。第14回目の今号は、私の地元である音更(おとふけ)町出身の雑文家で編集者の草森紳一が遺した書庫「任梟盧(にんきょうろ)」について綴りました。
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※『GINZA』でのウェブ連載vol.3で紹介しました
