ATLANTIS #1

2,200円 (税込)
購入数

  • 創刊年
  • 2018年
  • サイズ
  • 215mm×290mm
  • 発行部数
  • 8,000
  • 発行年
  • 2018年
  • 発行年
  • 2025年
  • Japan
  • 出版社
  • BOOTLEG
  • 仕様
  • ソフトカバー/204p


 2004年にトラベルカルチャー誌『NEUTRAL』を創刊させ、その後『TRANSIT』に改名した本誌の33号まで編集長を務めた加藤直徳(なおのり)さんが2018年に創刊させ、訳あって1号で終わってしまった幻の雑誌。『NEUTRAL COLORS』(ニュー・カラー)を深く愉しむためにも『ATLANTIS』の存在意義は大きく、7年以上経ったいまでもまったく古びることのない、まさにいま読みたい雑誌。つまり、読み継がれるべき雑誌なのだと心から思う。
 特集は、境界。冒頭で加藤さんは「アナログの境界面に立っていたい」と言葉を寄せ、雑誌というメディアを信じる思いが不変であることがよく理解できる。国境とは何か/目に見えない境界/目に見える壁/都市の境界線/アートの境界/雑文集「境界」の6つのチャプターから構成され、歴史を探究して現在の世界に眼差しを向け、未来に残したいものを伝えている。人や地球、強い国など独自の視点で国境線を引き直して可視化する試みや、あの世の話、結界をキーワードに紐解く京都、パレスチナ問題、ジェンダー、移民、宇宙、超えちゃってる人物図鑑など「境界」という言葉に対する大喜利を見ているかのようで、凄まじい読み応え。今は亡き松岡正剛がコラム「アナログとデジタルの境界線」を寄せるなど、豪華な執筆陣にも痺れる。
 雑誌だからこそできる面白さがこれでもかと詰まった、必読の一冊。


※NEUTRAL COLORSはこちらからどうぞ(あいにく創刊号と4号は完売しており、お取り寄せもできません)