北海道と京都と その界隈 #14

770円 (税込)
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  • 創刊年
  • 2016年
  • サイズ
  • 273mm×410mm
  • 発行部数
  • 1,000
  • 発行年
  • 2021年
  • Japan
  • 出版社
  • 畠山尚デザイン制作室
  • 仕様
  • タブロイド紙/16p


 北海道在住のデザイナーと北海道移住者の編集者の共通点。それは、北海道と京都が好きということ。ならば作ってしまおうと始まった本誌は、北海道と京都という一見無関係に思える2つの地点をゆるやかに、そしてユーモラスに繋ぐ架け橋だ。
 今号は、我が道をひたすらディープに突き進む本誌の執筆陣に目を向けてほしい。冒頭では、シリーズ「北海道路麺紀行」でおなじみの東端悌二との関係が気になる東端悌士が初登場。彼は、最北で最果ての最強の街、稚内を小旅行する。過去号では「全国レアもの研究会代表」や「全国土産研究会代表」と表記の笛吹鉄次が、今号では「ステーションホテル研究会代表」として執筆。ちなみに9号と10号では笛吹金次という者が「全国薬味研究会代表」として昆布を紹介していた。いずれもマニアックな世界に案内してくれる連載陣だが、彼らの本質は1号限りでは掴めないと思う。連続して読むことでみえてくる謎の魅力をぜひ感じてほしい。
 「原寸大の界隈」では北海道のいかめしと京都の菱岩の折詰弁当が並ぶ。潔さか、華やかさか。どちらにも美しさがある。通り過ぎてしまいがちなさりげない文字のある風景を追う「京都の文字」も最高だ。
 濃密な探究の旅に、あなたも出てみないか。


※本誌にて「偏愛北海道」というエッセイの連載をさせてもらっています。第13回目の今号は、私が最も身近に感じている北海道の郷土食、いもだんごについて綴りました
※半分に折りたたんだ状態で普通郵便にて配送しますのでご了承ください
※他の号はこちらからどうぞ
※「オンライン本屋博」での本屋リレーにて紹介しました。登場は39:00頃〜、こちらからご覧ください
※『GINZA』でのウェブ連載vol.3で紹介しました