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ニューヨーク出身のSofia Nebioloとパリで生まれ育ったHaydee Touitou、Sarah de Mavaleixの仲良し三人組がつくる本誌。時系列(原稿納品順)で構成する「TIMELINE OF CONTENTS」と題した目次がユニークで、あらかじめ順序を決めるのではなく自然と積み重なるように編集するスタイルでもおなじみだ。“Chronicles”というタイトルに込めた思いは、同じ時代を生きる人々の視点を反映させたいと考えたから。その名の通り、シーズンのファッショントレンドを紹介するのではなく、変わらないスタイルとその背景にあるストーリーに焦点を当てる。
4年目に突入した今号はリモートで制作されたという。エディトリアルデザインもさりげなくアップデートされた。大胆な変更ではなく、小さな変化を重ねていくやり方が非常に彼女たちらしいと思う。冒頭のメッセージは必読。4パターンの表紙に込めたユーモアにも思わずくすっとしてしまった。
『A Magazine Curated by』の編集長でもあるDan Thawleyによる寄稿「Mirages」、スペインの画家ミロの孫にあたるJoan Punyet Miroへのインタビュー、アメリカ人写真家Tina Barneyのロングインタビュー、コロナ禍だからこそ完成した、モデルVivienne Rohnerと写真家Theo Wennerによるフォトダイアリーなど今号も素晴らしいコンテンツに溢れている。
恒例の「Addresses」では、様々なショップやウェブサイトなどに混じり「まんだらけ」の名が。幅広い好奇心が『The Skirt Chronicles』の源になっているのだと感じる。
※表紙は4種類ありますが、現在掲載画像の表紙のみのお取り扱いです
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※『GINZA』でのウェブ連載vol.9で紹介しました