金沢市在住の建築家・山本周さんが企画した本誌は、街を歩きながら興味の赴くままに気になるディテールをあちらこちらから見つけ、テーマごとにまとめた観察日記のようなリトルプレスだ。観る視点だけでなく、実際に住宅に突撃してその成り立ちまで伺い、テキストにまとめている。“住民がつくり出した風景”だから、民景。今和次郎が提唱した考現学から発展した路上観察学の面白さをひっそりと教えてくれる。
製本は全て手製本で行われ、ミシン縫いで綴じられている。住民たちの個性を表しているようなカラフルな色合わせもたまらない。手のひらサイズなので、散歩のお供にも。
第十三号「バス待合所」、第十四号「ひな壇造成」、第十五号「カーポート」を3冊セットでお届けする。
※2024年4月より価格改定を行いました
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※『GINZA』でのウェブ連載vol.12で紹介しました
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