北海道在住のデザイナーと北海道移住者の編集者の共通点。それは、北海道と京都が好きということ。ならば作ってしまおうと始まった本誌は、北海道と京都という一見無関係に思える2つの地点をゆるやかに、そしてユーモラスに繋ぐ架け橋だ。
予定より3ヵ月遅れの今号だが、読み始めるとやはり待った甲斐があったと思わせるコンテンツに溢れている。赤星のラベルデザインを堂々と表紙ヴィジュアルに配するそのセンス、「その界隈的 博物誌」ではビールについて語られ、その隣に表れるのは「室蘭路麺」という取り合わせ。漢字と読みの美しさを再発見できる「元号を観る。」は圧巻だ。前号の京都に続く「北海道を読む。」は北海道の奥深さを堪能できるラインナップ。「リトルプレス三昧」では『gui』という存在を初めて知った。「餃子愛はありますか?」で幕を閉じる今号、黙ってビール好きに手渡したいものである。
また、本誌に「偏愛北海道」というエッセイの連載をさせてもらっています。第11回目の今号は「スケートが恋しくて。」と題し、十勝ならではのスケート文化について綴りました。
※半分に折りたたんだ状態で普通郵便にて配送しますのでご了承ください
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※「オンライン本屋博」での本屋リレーにて紹介しました。登場は39:00頃〜、こちらからご覧ください
※『GINZA』でのウェブ連載vol.3で紹介しました