北海道在住のデザイナーと北海道移住者の編集者の共通点。それは、北海道と京都が好きということ。ならば作ってしまおうと始まった本誌は、北海道と京都という一見無関係に思える2つの地点をゆるやかに、そしてユーモラスに繋ぐ架け橋だ。
「鯖に惚れる。」と題した今号のヴィジュアルページのコピーが素晴らしい。「鯖は万能選手。北海道から九州まで。高級料理から缶詰まで。鯖のない日本はつまらない。」とまで言い切る。村上春樹へのリスペクトを込めた「鯖をめぐる冒険」では、なぜそこまで鯖に夢中になってしまったのかを語る。溢れる鯖への愛の軌跡をご覧あれ。冒頭には、上川大雪酒造の杜氏、川端慎治さんが登場。日本酒と鯖の取り合わせは偶然か、必然か。「京都を読む。」では、深読みしたい京都本がリズムよく紹介される。
また、本誌に「偏愛北海道」というエッセイの連載をさせてもらっています。第10回目の今号は十勝・陸別町にある銀河の森天文台について綴りました。
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※『GINZA』でのウェブ連載vol.3で紹介しました
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