Magazine isn't dead.として初めて発行するプリントメディア。2019年10月にVOICEで開催した初の単独エキシビジョンに合わせて制作した。今後展示や出店に合わせて制作を続ける予定。あえてタブロイドの判型にしたのは、私自身が幼少期より新聞が好きだったから。連続して刊行するごとにタブロイドの紙が重なり、最終的に新聞のような雑誌として楽しめるようなものを目指している。
　コンテンツは、開催場所にまつわる物語を綴る「STORY」、「つくり手より。」と題したMagazine isn’t dead.で販売している雑誌のつくり手の方からの寄稿、雑誌との出会いの話を紹介する「わたしと雑誌と。」の3つだ。今号の「つくり手より。」は、きくちゆみこさんにお願いし、『voice - peace』というタイトルで本誌のために書き下ろしていただいた。「わたしと雑誌と。」で紹介した『Print Isn't Dead.』をテーマに写真家の小財美香子さんが撮影した作品を裏面に配置し、ポスターのように飾ることもできるようにした。
　雑誌を通して私が出会ったたくさんの方の声を集め、届けることで“何か”に繋がるといいなと思っている。その“何か”の正体はすぐにわからないかもしれないけれど、それでいい。


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