前号のNo.13よりロゴを含むアートディレクションが一新された『UNION』。紙の手ざわりがよりなめらかで薄いものに変わった今号は、前号と同じページ数でありながらボリュームダウンした。毎号楽しみなのが、クロス張りの装丁の色。まるで額縁のように表紙の写真を引き立たせる魅せ方に、写真に対する強い思いを感じる。
各コンテンツを「SCEAN」と表現する切り口も非常に『UNION』らしい。2012年の創刊時より常にアップデートを繰り返しながら、誌面全体に反映される細部への美意識。読み手である私たちが惹かれる大きな理由だろう。タイムレスな美を追求する本誌は、世界に誇るクリエイションだ。
今号のコントリビューターは、Reiko Toyama、Juliette Abitbol/Edouard Sanville、Gerry Johansson、Ola Rindal、Umit Savaci、Olivier Kervern、Ronan Gallagher、Anne Schwalbe、Annelie Bruijnなど。
『UNION』の審美眼を通して紡がれるファッションストーリーをとくとご覧あれ。
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